あるがまま受容

2020年05月29日 20:19

昔勉強させてもらった山陰地方の病院に、今は亡くなられてしまいましたが面接の達人がおられて、その先生が面接の最後に「あるがままを全受容した」とカルテに書いておられたのを最近よく思い出し、その意味の深さを実感します。アドバイスと価値観の押し付けは全く違います。説教や無用な解釈も患者は望んでいません。ただ黙って否定せず話を聞いて欲しいという思いを大切にしたいと思います。会話の途中どれだけ素晴らしいフレーズが思い浮かんでも、すぐに口に出さず我慢する忍耐も必要です。


渡邊院長