どちらも正解
親に気をつかわないといけない過去だった。
今もいろんな人に気をつかってしまう。
そんな自分を変えたい。
その一方で、
気をつかう自分を変えるのは難しい。
だから、たまには1人で過ごして心を休めたい。
きっとそれらは、どちらも正解です。
もしかしたら、子どものあなたは、
親に気をつかわないと、
自分が壊されていたかもしれない。
親に気をつかわないと、
親自体が壊れてしまったかもしれない。
そもそも両親の関係が破綻していて、
親に気をつかわないと、
家族そのものが壊れていたかもしれない。
子どものあなたは、
気をつかうことで最善を尽くしてきたのです。
親に気をつかうことで忙しく、
自分の心を休める暇もなかったかもしれません。
自分を変えることも、休むことも許されない過去を生き抜いたあなたが、
そんな自分を変えたい。
それはとても素晴らしいこと。
変えられない自分を認めて、
自分の心を休ませてあげる。
それもとても素晴らしいこと。
あなたは、過去許されなかったことを、
今、自分の手で取り組もうとしているのです。
そんな自分を褒めてあげてくださいね。
窪田佳美