卒業のタイミング
カウンセリング、
ずっと受け続けないといけないの?
そう思う方、いるかもしれません。
そんなことはありません。
カウンセラーとクライエントの関係は、
親子関係に似ています。
子どもは、親にありのままの気持ちを話します。
それを親が受け止め続けます。
すると子どもは、
「きっと親は受け止めてくれる」
そして、
「私はありのままで大丈夫」
受け止めてくれる親の存在が、
自分自身の自己肯定感となるのです。
そのように思えるようになったら、
子どもは親から自立していきます。
もしも、クライエントのみなさんが、
「きっとカウンセラーは受け止めてくれる」
そして、
「私はありのままで大丈夫」
そのように思えるようになったら、
自立のタイミングかもしれません。
「カウンセリング、卒業してみたい」
そのようにお伝えくださいね。
カウンセラーは引き止めたりしませんので。
少し楽になって来たので、
間隔を空けてみたい。
楽にはなったけど、心の安定のために、
カウンセリングは受け続けたい。
一度卒業したけれど、
またカウンセリングを受けたい。
それも自由です。
カウンセラーが拒否することはありません。
カウンセリングを卒業する、卒業しない、
それを決める権利は、みなさんにあるのです。
窪田佳美