攻撃性と炎症反応について

2014年05月21日 20:12

文献:Coccaro EF et al.Elevated Plasma Inflammatory Markers in Individuals With Intermittent Explosive Disorder and Correlation With Aggression in Humans.JAMA Psychiatry. 2013 Dec 18.

 間欠性爆発性障害患者69人、非攻撃性の第1軸および/または2軸障害の履歴のある患者61人、ない患者67人を対象とし、血漿炎症マーカーと攻撃性との直接相関、および攻撃的行動のある被験者の血漿炎症マーカー上昇を検証。対照と比較して、間欠性爆発性障害患者ではC反応性タンパク質(CRP)とインターロイキン6の血漿濃度が有意に高く、両マーカー共に攻撃性の複合評価基準との直接的相関が認められた。