明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。さて、昨年末の話になるのですが、とあるテレビ番組スタッフから「正月疲れをとるにはどうしたらいいでしょうか?」という御質問を受けました。私が思うに「まずは正月疲れを生じにくい生活をすること」が大切であり、「休みだからといって、あまりにも普段の生活パターンを変えるのはよくない」と思っています。「暴飲暴食、寝てばかりで生活リズムが滅茶苦茶」・・・こういうことは休み明けの初仕事の時に疲れを感じやすい原因になろうかと思いますので避けたほうが良いと思います。私自身が今回の年末年始で気を付けていたことは、「たとえ休みでも、眠くもないのにいつまでも布団の中におらず目が覚めたら早く起きる。空腹でもないのにお節料理を漫然とつままない。夜更かしをせず、眠くなったら寝る。」といった最低限の事でした。また「長い休みから明けて急に忙しく仕事をする」というギャップもよくないのです。人間の脳は急激な変化に弱いのです。ガレージで埃を被り全くエンジンをかけてなかった車をいきなりサーキットで全力で走らせるようなもので、故障の原因になります。この為、仕事始めの前日には「多少仕事を意識する」「仕事始めの日に大事な会議や商談を入れず仕事量もやや抑えめにする」といった「慣らし運転」の配慮が必要でしょう。かくいう私も明日からクリニックで診療がありますので、現在他の病院で仕事をしており、仕事の合間にこのようなブログを書き、「多少仕事を意識している」という訳でございますwそれでは今年もクリニックでお会いいたしましょう。