言語化を阻むもの

2022年02月07日 12:14

言語化の効能は、前回ブログに書きましたが、 

実は、言語化を阻むものがあります。


言語化する相手がいない。


相手はいるが、言語化しても、否定されたり、

説得されたりで、受け止めてもらえない。


そのような、物理的要因もあるでしょう。


しかし、言語化を阻むもの、

実は、自分の中にあることが多いのです。


私たちは、過去の親子関係やトラウマの中で、

「考え方の癖」を背負います。


相手に負担をかけてはいけない。


周囲の雰囲気を壊してはならない。


私が我慢すれば、丸くおさまる。


そのような「考え方の癖」が、

言語化を阻むのです。


かつて私も、言語化を怠り、

「心身症」という心の病気になりました。


みなさんには言語化を提案するのに、

お恥ずかしい話なのですが......。


強くあらねばならない。

弱さを見せてはならない。


それが、私の言語化を阻む、

私が過去から背負った「考え方の癖」でした。


今の私は、


真の強さは、

自分の弱さを認め、表現できること。


と「考え方の癖」を上書きし、

意識的に言語化しています。


言語化を阻むもの、

みなさんの中にもありませんか?



窪田佳美