記事のアーカイブ

カウンセリング

2020年06月08日 11:05
辛い気持ちが癒されるためには、どうしたらいいのでしょう?辛い気持ちを言葉にして、誰かに聞いてもらうことが必要だといわれます。ただ、この「誰か」というのが案外難しいのです。例えば、おしゃべりな人。安心して話せませんよね......。正論を唱えて、説得する人。正解がわかっても、辛さは消えませんよね......。否定したり、説教する人。話す気すら無くなってしまいますよね......。誰にも聞いてもらえない辛い気持ちは、心の奥底に追いやられ、「病気のもと」になってしまいます。みなさんは、本当の気持ちが話せる安全な場所がありますか?カウンセリングは、自分のありのままの感情を話してもよい場所です。カウンセ

注意サインは人それぞれ

2020年06月08日 09:27
病気が悪化する前兆は個人個人で違います。知り合いに時々躁状態になる方がいて、その方は躁状態の前兆が「会話中に、やたらと韻を踏んで、ドヤ顔をしてくる」という分かりやすいものでした。注意サインが分かりやすい程早目の介入が可能となり本格的な悪化、入院を防ぐことが可能になります。渡邊院長

発達障害

2020年06月07日 18:02
なんで、社会は時間に厳しいの?なんで、社会では集団行動ができないといけないの?発達障害がある人たちにとって、この社会は大変生きにくいものです。しかし、本当に今の社会は正しい場所でしょうか?時間に厳しくない慣習の地区の生活が破綻しているわけではありません。仕事はできるのに、人間関係で休職、退職って、よく考えたら変じゃないですか?今の社会は、多数派の定型発達の人たち(発達障害でない人たち)が作った社会なのです。発達障害の人たちが間違っているわけではありません。劣っているわけではありません。むしろ発達障害の人たちが素晴らしい能力を持っていることを私は知っています。ただ、少数派なだけなのです。定型発達

AC(アダルトチルドレン)

2020年06月07日 17:56
同じ世界を生きているのに、ある人は生きるのが苦しいと言い、ある人は生きるのは楽しいと言います。お金やパートナー、社会的地位など、多くのものを持っているのに不幸せと言う人がいて、その一方で、多くのものを持っていないのに幸せだと言う人がいます。不思議ですね。その「違い」の理由を探求していくと、子ども時代の「親との関係」にその原因があることが多いのです。「親との関係」の違いで、こんなに見える景色が変わるのです。「生きづらさ」の答えを探して幼年時代にさかのぼる作業に取り組む人のことを、ACと呼びます。幼年時代にさかのぼる、それが辛い方もたくさんいます。1人で取り組むのが難しい方、カウンセラーと一緒に取

ASD初診受付再開、窪田佳美ブログ開始

2020年06月01日 21:49
7月からASDの初診受付を再開します。当院のルールとして初診は院長診察、2回目以降は発達障害専門の公認心理師・窪田佳美が担当します。7月からASDのグループミーティングも開始します。詳しくは窪田心理師まで。「窪田佳美ブログ」も始めました(院長ブログの下段)。

あるがまま受容

2020年05月29日 20:19
昔勉強させてもらった山陰地方の病院に、今は亡くなられてしまいましたが面接の達人がおられて、その先生が面接の最後に「あるがままを全受容した」とカルテに書いておられたのを最近よく思い出し、その意味の深さを実感します。アドバイスと価値観の押し付けは全く違います。説教や無用な解釈も患者は望んでいません。ただ黙って否定せず話を聞いて欲しいという思いを大切にしたいと思います。会話の途中どれだけ素晴らしいフレーズが思い浮かんでも、すぐに口に出さず我慢する忍耐も必要です。渡邊院長

楽にいこう

2020年05月29日 15:54
主治医が治してやろうという意気込みがギラギラしすぎると患者さんが気を使います。適度に力を抜いて「ほら、こんなに力を抜いてもいいんだよ」という見本になれたらいいなと思います。渡邊院長

6月からの注意点

2020年05月25日 08:22
6月から通常勤務に戻る方が多いようです。自粛の遅れを取り戻そうとせず、「抱えず、背負わず、無理をせず」の三原則で。「力まず、卒なく、淡々と」ですかね。自分も飄々とした診療スタイルを継続です。頑張りすぎると疲れます。今年で40歳。振り返ると人生前半戦はややワーカホリックだったかも。後半戦はのらりくらりやろうかなぁ。とハーフタイムに考えています。今朝もSNSの誹謗中傷でタレントの方が自殺という痛ましい事件が起きました。私もよく相談を受けます。「3、4割アンチがいるのは寧ろ健全、皆に好かれたら気味が悪い。内閣支持率も90%とかありえないでしょ?」と伝えます。7:3の法則ですよと。

処方は対面で30日分迄が原則

2020年04月14日 09:27
メンタルの薬は「麻薬及び向精神薬取締法」という法律で処方を厳しく制限されています。制限をしないと精神薬の無秩序な流通や乱用(モラルハザード)が蔓延り世は乱れます。大量服薬のリスク等から最大30日分迄の処方しか認められておりません。医師が患者本人と会って「処方して問題ない」と判断した場合のみ処方が認められております。

通院について(緊急事態宣言中の)

2020年04月07日 13:06
病院への通院はこれまで通り認められておりますので予約通り来院ください。駆け込み受診など混乱の無いよう冷静に行動してください。メンタルの薬は原則要対面で最大1か月迄の処方です(詳しくは院長ブログ参照)。なお留意点につきましては4月6日のお知らせを御確認ください。(院長渡邊より)
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