記事のアーカイブ

帰宅願望

2022年05月02日 10:58
入院中や入居中の御老人が「自宅に帰りたい」と言うのは、ノスタルジア(郷愁、望郷)であり、自然な感情かもしれません。それを強い薬で無理矢理押さえつけよう、黙らせようというのは正しい事なのか?立ち止まって考えた方が良いかもしれません。渡邊院長

子どもの頃の写真

2022年04月16日 09:37
子どもの頃の写真を見てみましょう。写真のその子は、どんな子でしたか?親の期待に応えるため、いい子を演じていた?親の機嫌を損ねないように、気持ちを押し殺していた?親から否定されて、自己否定に苦しんでいた?写真のその子は、そのような辛い過去を生き抜いて、今のあなたの年齢になりました。今のあなたへと、命を繋いでくれたのです。もしも、親が書いた人生の筋書きで、その子が疲れているのなら、今度は、おとなのあなたが、その子の人生の筋書きを書き換える番です。写真のその子が、心から笑顔になれるように、あなたはどのように書き換えたいですか?窪田佳美

SDGs

2022年04月06日 12:02
「持続可能な開発目標」の略で流行りですね。本来の意味とは若干の乖離があるかもしれませんが、人もSDGsかもしれません。酷使しすぎて一発屋で終わらずに、長く活躍できるように余裕をもって続けましょう。渡邊院長

卒業のタイミング

2022年03月14日 19:26
カウンセリング、ずっと受け続けないといけないの?そう思う方、いるかもしれません。そんなことはありません。カウンセラーとクライエントの関係は、親子関係に似ています。子どもは、親にありのままの気持ちを話します。それを親が受け止め続けます。すると子どもは、「きっと親は受け止めてくれる」そして、「私はありのままで大丈夫」受け止めてくれる親の存在が、自分自身の自己肯定感となるのです。そのように思えるようになったら、子どもは親から自立していきます。もしも、クライエントのみなさんが、「きっとカウンセラーは受け止めてくれる」そして、「私はありのままで大丈夫」そのように思えるようになったら、自立のタイミングかも

助言と御節介

2022年03月08日 10:25
助言を求められて意見を述べるのは良いですが、求められてもないのに色々言うのは余計な御世話になるかもしれません。特に相手から話がなければ気になっていても触れないのが正解というケースがあります。渡邊院長

言語化を阻むもの

2022年02月07日 12:14
言語化の効能は、前回ブログに書きましたが、 実は、言語化を阻むものがあります。言語化する相手がいない。相手はいるが、言語化しても、否定されたり、説得されたりで、受け止めてもらえない。そのような、物理的要因もあるでしょう。しかし、言語化を阻むもの、実は、自分の中にあることが多いのです。私たちは、過去の親子関係やトラウマの中で、「考え方の癖」を背負います。相手に負担をかけてはいけない。周囲の雰囲気を壊してはならない。私が我慢すれば、丸くおさまる。そのような「考え方の癖」が、言語化を阻むのです。かつて私も、言語化を怠り、「心身症」という心の病気になりました。みなさんには言語化を提案するのに、お恥ずか

冬の朝

2022年02月02日 12:19
朝起きても暗くて寒い冬の朝。気が滅入りますね。所謂冬季うつパターンです。部屋は暖かく明るくした方が良いですね。明るくするアイテムとして光療法ライトも最近は売っています。私も持っています。渡邊院長

言語化の効能

2022年01月14日 13:43
言語化がなぜ必要なのか?まずは大前提として、辛い気持ちは、(安全な場所で)言語化し、誰かに受け止められることによって癒される。という原則があります。ただ、それだけではありません。「話していて気づいたんですけど」これはカウンセリングの中で、よくクライエントが話すことです。話していて気づいたんですが、私、ストレスだったんですね。話していて気づいたんですが、私、そこまで悪くないですね。言語化は、「気づき」という効能もあるのです。辛い気持ちを抱えきれなくなったのなら、辛い気持ちで前に進めなくなったのなら、家族でもいい、友人やパートナーでもいい、カウンセラーでもいい、気持ちを受け止めてくれる誰かのもとに

ぼちぼちで

2022年01月04日 08:31
2022年も宜しくお願いします。連休明け、張り切りすぎると疲れますんで、とりあえずボチボチスタートがお勧めです。クリニックもボチボチやりよります。渡邊院長

ご挨拶

2021年12月30日 16:21
2021年もあと僅か。2022年無事お会いできることを願っております。渡邊院長
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