記事のアーカイブ

人生徐行運転

2022年10月08日 08:54
先生忙しくて大変でしょう?と言われますが、そうでもありません。フルパワーの半分程度で手を抜いていますから。昔一生懸命生きすぎて壊れかけた事があり、気を付けております。渡邊院長

お知らせ

2022年09月17日 16:33
9月18日、台風で来院が難しい方のために、オンラインカウンセリングを準備しています。オンラインカウンセリングへの変更を希望される場合はご連絡くださいね。よろしくお願いします。窪田佳美

大切な人を失ったあなたへ

2022年09月09日 14:04
大切な人との別れ、辛いですね。辛いあなたに、周りの人は、いろいろアドバイスしてくるかもしれません。くよくよしても仕方ないよ。前を向いて生きなさい。あなたがしっかりしないと。もっと大変な人もいるんだから。きっと時間が解決する。 そんなアドバイスに応えられない自分を、どうか責めないでくださいね。当たり前だと思っていた日常が断ち切られ、あなたは「辛い」ということで、いっぱいいっぱいなのだから。あなたは「辛い」ということで、生きることすら大変なのだから。あなたはたくさん泣いていいのです。あなたは気持ちを吐き出していいのです。一人で悲しむのが辛い時は、あなたの話をそのまま聞いてくれる場所に、足を運んでい

「許す」ということ

2022年09月04日 16:59
人の失敗を責めるのではなく許す。これは大事ですね。よく「先生の指示を守れてなくてすみません」と言われるのですが、全然問題ありません。「また一緒に他のやり方考えましょうね。」と伝えていますし、そうしております。渡邊院長

メンタルチェッキング

2022年08月23日 09:09
出かけた後に、「あれ、家に鍵かけたっけ?」と不安になることありませんか?そんな時、私たちは鍵をかけたシーンを頭の中で思い返します。その思い返しのことを、メンタルチェッキング(頭の中での確認行為)といいます。よくやってしまう行為ですが、強迫性障害の方にとってはこれが、回復の妨げとなります。強迫性障害からの回復のためには、少しずつ「強迫行為を手放していくこと」が必要です。手放す時には大きな不安を伴うのですが、時間が経てば、必ずこの不安は小さくなっていきます。不安が小さくなることが実感できるようになったら、強迫行為は手放しやすくなるのですが、メンタルチェッキングをすると不安が小さくなるどころか、ます

発達障害の診断

2022年08月01日 08:40
どんな検査をしても発達障害の確定診断は出来ません。幼少期の様子が分からないと。例えばADHDの診断基準には「12歳以前から症状がある事。」と明記されています。そこがクリアにならない限り確定診断は保留という事になります。渡邊院長

愛される場所・癒される場所

2022年07月14日 08:31
愛する人の存在で癒される。それは素晴らしいことです。しかし、愛する人が受け止めてくれなくて辛い。愛する人がいないと生きていけない。そうなってくると苦しいですね。人は、親からの愛情が満たされてないと、恋人や配偶者からの愛情でそれを埋めようとします。しかし、親からの愛情は、無条件の愛情。あなたがどうであっても愛します、というもの。恋人や配偶者からの愛情は、条件付きの愛情。あなたが○○であるなら愛します、というもの。そもそも愛情の種類が違います。親との関係で傷ついた心を、愛する人との関係で癒そうとすると苦しくなってしまうのかもしれませんね。そういう意味では、愛する人から愛される場所と、傷ついた心が癒

休職期間のコツ

2022年07月01日 10:25
職場のストレスでメンタル不調を来し休職になるという事案はあります。どれくらいの期間が適切か。1か月だと復帰時期を意識して焦るばかり。きちんと休めないでしょう。最短でも2か月は休むよう伝えます。渡邊院長

変化

2022年06月07日 11:37
ACの方が治療で変わっていくと、自分の意見を言うようになるため、「扱いにくくなった。反抗的になった」と親は不満に思うかもしれません。しかし反抗期があるのは当然ですし、いつまでも親の意見に反抗しない事の方が不健康かもしれません。子供が口答えをしてきても、叱るのではなく、「自分の意見をきちんと持ててるね」と評価してあげるのも大切です。渡邊院長

自責が怒りに変わるとき

2022年06月06日 14:04
なんか怒りっぽくなって。イライラすることが多くなって。実は、これ、回復の過程で起きていることかもしれません。理不尽な状況で、「自分が悪い」と思っていた方が、理不尽な状況で、「相手が悪い」と思えるようになってきた。もしも、そうならば、それは「自己否定感」が弱まっている証拠。「自己否定感」が子どもの頃から習慣のように背負っていたものだったとしたら、とても大事な回復への第一歩です。「怒り」は決して悪い感情ではありません。「怒り」は自分を守るための感情。ただし、そのまま相手にぶつけたら、大変なことになるかもしれませんね。第三者に、気持ちを聞いてもらう。必要であれば、相手に気持ちを伝える。などして、正し
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